2008/10/01更新

UCCD-9506.

R・シュトラウス「ツァラトゥストラはかく語りき」

ヘルベルト・フォン・カラヤン:指揮/ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団

UCCD-9506/1,000円(税込)

【映画で聴くクラシック~「2001年宇宙の旅」 ハル、君は今何を想う・・・~】
数々のクラシック音楽が登場するスタンリー・キューブリックの『2001年宇宙の旅』ですが、R・シュトラウスによるこの曲は、もはやこの映画の代名詞的存在と言えるでしょう。宇宙という無機質な空間の中にあって、唯一の有機物的存在である人間がたどり着いた場所・・・。無音であるはずの宇宙に、クラシックがこれほどまでにマッチするのは、その光景があまりに尊厳高きものだったからなのでしょう。時は2008年、この作品が描いた世界に我々人類は追いついたのでしょうか?ねえハル、教えておくれ。

(四条大宮店・山本のおすすめ 2008.10.01)

SICC-328.

バッハ「ゴールトベルク変奏曲」

グレン・グールド(p)

SICC-328/1,680円(税込)

【映画で聴くクラシック~「羊たちの沈黙」 レクターが愛したクラシック~】
『羊たちの沈黙』や『ハンニバル』でおなじみ、ハンニバル・レクターがこよなく愛していたのがこの曲です。猟奇的なレクター博士も、音楽を愛する心を持っているのかとホッとしたのも束の間、このあまりに優雅で美しい調べにのせて、殺人を行ってしまうわけですからやっぱり狂気に満ちてます。とは言え、これは不謹慎かもしれませんが、レクターという男の芸術性という側面においては、この音楽からの影響が少なからず感じられます。この映画がきっかけでグールドを聴き始めたという方も多いそうですよ。

(四条大宮店・山本のおすすめ 2008.10.01)

SICC-302.

ベートーヴェン交響曲第9番「合唱」

クラウディオ・アバド:指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

SICC-302/1,680円(税込)

【映画で聴くクラシック~「時計じかけのオレンジ」 歓喜ではなく狂気の歌~】
「第九」といえば大晦日。自由、平和、平等というメッセージが込められた、年末にふさわしい“大衆クラシック”。しかし、「第九」の陰の部分を感じるのが、映画『時計じかけのオレンジ』です。
ベートーヴェンを愛する主人公のアレックス。欲望のままに悪行を繰り返し、送られた刑務所で彼を待っていたのは、更正のためのプログラムとして、残虐な映像を見せ続けられるという拷問でした。そして、果てしない拷問の間に流されるのが、彼の好きだった「第九」なのです・・・。

(梅田店・尾形のおすすめ 2008.10.01)

TOCE-13613.

ベッリーニ 「ノルマ」

マリア・カラス

TOCE-13613/5,000円(税込)

【映画で聴くクラシック~「2046」 美しく、官能的なアジアの女神たち~】
木村拓哉が主演したことでも話題になった、ウォン・カーワァイ監督の映画「2046」。1960年代、トニーレオンが演じる小説家を中心に、現実世界と架空世界が入り乱れた、おバカな私には「???」な部分も多い映画だったのですが、アジアを代表する女優陣の美しさは素晴らしかったです。その美しさを官能的に演出していたのが、劇中で流れていた音楽です。

(梅田店・尾形のおすすめ 2008.10.01)

UCCG-70057.

亜麻色の髪の乙女~月の光 - ドビュッシー:ピアノ名曲集 -

アレクシス・ワイセンベルク(p)

UCCG-70057/1,800円(税込)

【映画で聴くクラシック~「ダージリン急行」 インド→ダージリン→オー・シャンゼリゼ?~】
やはり「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」の強烈な印象が強い、ウェス・アンダーソン監督の2007年作「ダージリン急行」。なんともいえぬ空気が漂うとぼけた3兄弟が、父親の死をきっかけにインド横断を決行する。アンダーソン監督18番のドタバタ・トホホ・ホロホロリな作品中、3人が野宿をするシーンに使用されたドビュッシーのピアノ曲「月の光」。これがまたこの映画のゆる~い空気にセンチな風を吹き込みます。

(西宮店・山内のおすすめ 2008.10.01 )